2026-09-12 更新
Figmaのアクセス権 編集できない・ライブラリが無いときの確認ポイント
チーム/プロジェクト/ファイルの階層、can view と can edit、ゲストとシート。共有トラブルの切り分け手順。
共有した相手が編集できない、外注先でライブラリが使えない、といった不具合の多くは描画設定ではなく、アクセス権の階層とシートの取り違えから起きる。
一次情報は次のとおりである。
権限の階層
権限は上から下へ効く。Organization / Plan、Team、Project、File の順である。
上位で付けた権限は、下位へ継承されるのが基本だ。プロジェクトが can view なら、配下のファイルも原則は閲覧になる。特定ファイルだけ can edit を足す、といった上書きもできる。
一方、ファイル単体へ招待した相手には、そのファイル以外のチーム資源までは見えない。招待の単位を取り違えると、「見えない」「編集できない」がここで分岐する。
can view と can edit
can view は閲覧、コメント、Inspect などにとどまる。can edit はファイルやプロジェクト内容の変更ができ、対象によっては招待や権限変更もできる。
編集できないときは、次を同時に見る。対象リソース(チーム/プロジェクト/ファイル)の権限が本当に can edit か。有料シートが割り当てられているか。権限表示が edit でも、シート不足だと編集できないことがある。
メンバーとゲスト
Organization では、相手がメンバーかゲストかで見える範囲が変わる。
| メンバー | ゲスト | |
|---|---|---|
| アクセス範囲 | 組織内で可視なチームなどを探索しやすい | 招待されたリソースに限定 |
| 組織ライブラリ/共有フォントなど | 使えることが多い | 制限されやすい |
| 典型的な用途 | 社内 | 外注・クライアント |
リンクを送ったのにコンポーネントライブラリが使えない場合は、ゲスト制限を疑うのが早い。
よく起きる取り違え
ファイル共有のつもりがチーム招待になっている(またはその逆)ケースがある。プロジェクトが招待制なのに、同じチームなら見えると思い込むケースもある。リンク共有(Anyone with the link)と組織内共有の混同、can edit を付けたままシート未割当で渡す取り違えも多い。
切り分けの順
- 相手はメンバーかゲストか
- 招待先はチーム/プロジェクト/ファイルのどれか
- 付与権限は can view か can edit か
- 編集不可ならシート割当を確認する
- ライブラリやフォントが無いなら、ゲストと招待範囲を確認する
画面のラベルはプランや更新で変わることがある。判断は階層、継承、シート、ゲストの軸で行うとぶれにくい。